攻撃側審判のメリット・デメリット

こんにちは、管理人のMasaです。

久々ですがブログを書きます。

私たち小江戸審判倶楽部は、野球チームの代表者を応援するために、チームの運営に関わるお悩みや問題を少しでも解決に導くお役立ち情報を発信いたします。

 

攻撃側審判のメリット・デメリット

 

派遣審判を依頼しない場合、通常草野球では「審判攻撃側ルール」となるケースが大半かと思います。

そのイニングの攻撃時に、打席に回る確率が一番低い打者が審判(球審)を務めるというルールです。

初回の攻撃においては、必然的に一番最下位の打順に回された打者が審判を務めます。

2イニング目以降、たまたま2アウトで自分に打席が回ってきて自分が凡退して3アウト目になった場合、次の攻撃時に審判を務めなければいけないということになります。

真夏の暑い日や審判が苦手な方にとっては『2アウトで俺に打席を回すんじゃねぇ!』と思うに違いありません。

0アウト、1アウトで打席が回ってきた選手は、仮にアウトになったとしても自動的に審判は回避されます。

この「審判攻撃側ルール」のメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

【メリット】

  1. コストがかからない。
  2. 「審判をやるのが好き」な選手にとっては、選手と審判の両方を楽しめる。

 

【デメリット】

  1. 審判を務める選手によってストライク・ボールの判定がバラバラ。
  2. 攻撃側選手が審判なので、攻撃側に有利な判定をすると相手チーム(守備側)が不穏な空気になる。
  3. かと言って攻撃側に不利な判定をすると、チームメイトから文句を言われる。
  4. 審判になると攻撃中に休憩が出来ない。
  5. 攻撃中に仲間とベンチでわいわい楽しめず、疎外感を味わう。
  6. 投手・捕手が3アウト目になっても、バッテリーは次の回の審判を免除されるケースが多い。結果、残りのメンバーで審判を行うので更に審判に当たる確率が高くなる。

 

せっかく楽しみにしていた週末の草野球で、たまたま回ってきたやりたくもない審判をやらされて、相手チームからも味方チームからも不満を言われていたのではたまったものではありません。

せっかく味方の攻撃側が得点して盛り上がっているのに、そのイニングにたまたま審判になっていて、盛り上がりの輪に入れなかった…そんな経験はないですか?私は多々あります。

結構な疎外感を味わいますよね。

私は、草野球で一番大切のことは「楽しむことに集中する」ことだと思っています。と言うよりこれしかありません。

それは「勝負に徹することを楽しむチーム」でも「三振あり・エラーありを楽しむチーム」でも一緒です。

どんなチームであれそのレベルに合った形で「野球をとことん楽しむ」ことが週末の醍醐味です。

 

それでもチームの運営方針や相手チームとの交渉上、審判を攻撃側で行うケースがあると思います。

そんな場合は必ず以下のことを心がけてましょう。

 

大原則:相手チームに嫌な思いをさせない配慮をする

 

・ストライクゾーンを気持ち広くする(特にインコース・アウトコース)

・ストライクかボールか迷ったら「ストライク」

・セーフかアウトか迷ったら「アウト」

 

つまり、「ジャッジに迷ったら、味方である攻撃側に不利(守備側に有利)な判定をする」ことです。

味方からは文句の一つも出るかもしれませんが、後を引くことは無いでしょう。翌日には忘れます。

逆に相手チームに不利な判定をした場合、相手チームは「あのチームは判定に問題があるんだよなぁ」と後になっても覚えていて、後を引くことがあり、チーム代表者がその後の付き合いをしにくくなってしまいます。

最後はチーム代表者同士で「楽しかったですね。また試合しましょう」と笑顔で終われるのが代表者にとって一番理想的な終わり方なのかなと思っております。

せっかく縁あって対戦したチームですから、連絡先を交換し合ってまたいつか試合をできたらいいですよね。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください